Revit アドイン【Fire ツール】

その共有パラメータ、どこで使っている?

共有パラメータは、ファミリを読み込むたびに黙って増えていきます。
けれど Revit の画面には、どこで使われているかを一覧する場所がありません。 集計表を1つずつ開き、フィルタを1つずつ開き、ファミリを1つずつ開いて探すことになります。 いらないものを消そうにも、プロジェクト パラメータの一覧に出ていないものは、画面から消す手段がありません。

共有パラメータ調べ ボタンのアイコン
調べ
共有パラメータ削除 ボタンのアイコン
削除
共有パラメータ
Revit アドイン【共有パラメータ調べ】

[共有パラメータ調べ]を押すと、集計表・フィルタ・要素の値・ファミリの中まで見て回り、 未使用/使用中に分けて一覧にします。結果は Excel でも保存します。
[共有パラメータ削除]で、未使用のものを選んで消せます。

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6か所を、まとめて見に行きます

プロジェクトにある共有パラメータ1つ1つについて、次の6か所を見ます。

① プロジェクト パラメータカテゴリに割り当ててあるか(インスタンス/タイプ、どのカテゴリか)
② 集計表どの集計表の列に入っているか
③ ビュー フィルタどのフィルタの条件に使っているか
④ 色分けスキーム部屋やエリアの色分けの基準にしているか
⑤ 要素の値何個の要素が持っていて、そのうち何個に値が入っているか
⑥ ファミリの中読み込んであるファミリを1つずつ開いて中を見る

未使用と使用中に分け、使用中は「どこで」まで出します

未使用①〜⑥のどれにも出てこない。削除の候補
使用中①〜⑥のどれかにある。どこで使っているかを1行ずつ出す。ファミリを読み込んだだけで置いていないものも、そのファミリが使っているので使用中(「ファミリ内のみ(配置なし)」と出す)

実施設計モデル1件(ファミリ約250・要素約3万8千)で試した結果です。

[共有パラメータ調べ]─ 出力ウィンドウの先頭 調べ終わりました。共有パラメータが、どこで使われているかの一覧です。 共有パラメータ 607 個:未使用 277/使用中 330

半分近くが、どこにも使われていませんでした。ファミリを読み込んだとき一緒に入り、 ファミリを消したあとも残ったもの、と考えられます。かかった時間は1分半ほどです。

結果は Excel でも保存します

共有パラメータ調べの Excel。見出しの行にフィルタのボタンが並ぶ。判定・パラメータ名・出どころ・データ タイプ・GUID・割当カテゴリ・持っている要素数・含むファミリなどの列。同じ名前の W が4行続き、未使用が1つ、ファミリで作られた使用中が3つ。

実施設計モデル1件の Excel(一部)。同じ名前の「W」が4行続きます(GUID が違う別物)。

未使用のものは、選んで消せます

[管理]タブ →[プロジェクト パラメータ]の一覧に出ている共有パラメータは、カテゴリに割り当てられているので「使用中」です。 未使用のものはこの一覧に出てこず、Revit の画面から消す手段がありません。 [未使用の項目を削除]でも消えません。実施設計モデル1件で確かめたところ、[未使用の項目を削除]が消す候補 約2万個の中に、共有パラメータは1つも入っていませんでした。

それを消すのが[共有パラメータ削除]です。

  1. 先に[共有パラメータ調べ]を押す。未使用の一覧が、削除のボタンに渡ります
  2. [共有パラメータ削除]を押す。未使用のものが、チェック付きの表で出ます
  3. 消すものにチェックを入れる。1つずつでも、[すべて選ぶ]で一括でもかまいません
  4. 右下の[削除へ進む]→ 消えるものの名前と件数を確かめて[はい]

使う前に、知っておいてください

「未使用」は、消してよいという保証ではありません

「6か所のどこにも見当たらなかった」という意味です。リンクしているモデルの中と、 インプレイス ファミリの中は見ていません。消すときは、図面のコピーで試してからにしてください。

使用中のものを消すときは、正規の場所から

消すと、要素に入っていた値が一緒に消えたり、ファミリが持っているパラメータまで消えたりします。 そのためボタンでは消さず、場所をご案内します。

プロジェクト パラメータの一覧に出ているものは[管理]→[プロジェクト パラメータ]で削除。 ファミリの中にあるものは、ファミリを編集して[ファミリ タイプ]で削除し、読み込み直します。 それでもプロジェクト側に登録だけ残ったら、もう一度[共有パラメータ調べ]をすると「未使用」に出てくるので、 [共有パラメータ削除]で消せます。

調べている間は、Revit を触れません

ファミリを1つずつ開くので、時間はファミリの数でほぼ決まります。ファミリ約250のモデルで1分半ほどでした。 うっかり押しても大丈夫なように、押すと最初に確認が出ます。

対応 RevitRevit 2022 〜 2027
必要なものpyRevit(無料)。入れ方はこちら
使い方リボン[Fire]→[共有パラメータ]→[調べ]→[調べる]
消すときは続けて[共有パラメータ削除]→ チェック →[削除へ進む]
結果pyRevit の出力ウィンドウと、デスクトップの Excel(.xlsx)
元に戻すCtrl+Z を1回(削除したとき)
図面の変更[共有パラメータ調べ]はしません。[共有パラメータ削除]はします
配布オンライン総合塾【BIM・DX炎の会】の会員限定・無料

ご利用にあたって。[共有パラメータ削除]は共有パラメータを消します。Ctrl+Z で戻せる作りにしてありますが、 動作の保証はいたしかねます。まずは図面のコピーでお試しいただき、結果はご自身の目で確認してからお使いください。

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